【建設業】履歴事項全部証明書とは?

履歴事項全部証明書とは、法人に関する全ての登記内容が記載された法務局発行の証明書です。

一般的には登記簿謄本と呼ばれることもありますが、正式には履歴事項全部証明書といいます。

目次

主な内容

  1. 会社の名称
  2. 本店の所在地
  3. 会社設立日
  4. 事業目的
  5. 代表者の氏名・住所
  6. 資本金の額
  7. 役員の氏名・住所
  8. 定款変更の履歴
  9. 解散や清算の手続きに関する情報

これにより、申請者が適法に法人を運営していることや、過去の役員変更や事業目的などの履歴が確認できます。

建設業許可申請における使用目的

建設業許可の新規申請や更新時に、この履歴事項全部証明書を提出することで、申請者(法人)の法的な実態や、現在の組織構成、事業目的が正しく登録されていることを証明します。

特に建設業許可申請では、経営業務の管理責任者や役員が適切に登録されているか、事業目的に建設業が含まれているかが重要な確認事項となります。

有効期限

申請時に提出する履歴事項全部証明書には、通常発行日から3ヶ月以内のものが求められます。

古いものは無効とされるため、申請前に最新の証明書を取得する必要があります。

取得方法

履歴事項全部証明書は、法人の本店所在地を管轄する法務局で取得することができます。

また、オンラインで申請・取得できる登記情報提供サービスも利用可能です。

履歴事項全部証明書は、建設業許可申請以外でも、銀行口座の開設や融資申請、その他の行政手続きなど多岐にわたって使用されます。

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