【建設業】事業年度終了届とは?

事業年度終了届とは、事業者がその年度の事業活動を終了した際に会社の主たる営業所(本店)を管轄する建設事務所に提出する書類です。

主に法人・個人事業主が対象で、事業年度の終了後に確定申告や事業年度報告のために提出します。

目次

目的

年度の収支報告

法人税や消費税など、納税に関する情報を税務署に伝えるためです。

財務状況の報告

事業の収支や財務状況を明確にするため、帳簿を元に年度ごとの利益や損失をまとめた情報を提出します。

次年度の申告準備

次の事業年度に向けた申告や納税の基準を設定するための参考資料としても使用されます。

提出方法

窓口に直接提出

会社の主たる営業所(本店)を管轄する建設事務所に直接提出できます。

例)本店が名古屋市にある場合(知事許可)
県庁の都市整備局都市基盤部都市総務課(自治センター2階)に提出することになります。

電子申請

令和5年度より、建設業許可や経営事項審査の電子申請ができるようになりました。

建設業許可・経営事項審査電子申請システム

郵送

郵送での提出も受け付けられていますが、提出期限に間に合うように手配が必要です。

提出期限

法人の場合

事業年度(決算期)が終了してから4ヶ月以内に提出します。

毎期提出が必要です。

例)3月に事業年度が終了の場合は7月末が提出期限になります。

個人の場合

4月末が提出期限になります。

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